“創造主・神様に侍る位置で責任を果たす両国になりなさい”
天の父母様聖会 神統一世界安着のための神日本第1地区希望前進礼拝
真のお母様のみ言
天一国9年天暦6月23日(2021年8月1日)
天正宮博物館、松濤本部2階礼拝堂、オンライン
愛する日本の公職者、平和大使、祝福家庭、食口の皆さん!
きょうの田中地区会長の説教は立派でした。今日、日本が直面している立場を考えてみるとき、日本はオリンピックを開催しましたが、日本の最高指導者と国民がひとつにならなければならないという点においては、成功したオリンピックであると見ることができません。言い換えれば、日本はすべての面で整っているといわれますが、その中心が立っていないのです。
人類歴史もまた6000年を経る中で平和で自由な世界を追求してきましたが、希望は見えません。今や天はこれ以上待つことができないという警告を、人類に環境を通して見せてくださっています。先進国といわれる国々が人間を中心した自国の利益を目的としている限り、人類に平和は訪れ得ません。それだけでなく、人間の無知によって今日経験している自然災害をどのように説明できるでしょうか? 最高の科学技術をもってしても、どうしようもありません。このような現実を見ながらも、国の最高指導者たちは、天の警告と天の声を聞くことを疎かにしています。それが今日人類に、到底言葉にできない苦痛を与えているということを悟らなければなりません。
人類文明は大陸から出発したと言いました。そのような点から韓国と日本を見るとき、韓国の歴史が日本の歴史よりもっと長いのです。高句麗時代と百済時代に韓国の文化が日本に渡ることができたのだと思います。そうであれば、日本はどのように考えなければならないでしょうか? 韓国が日本の先祖であるかもしれないという現実を考えなければなりません。
地政学的にみても、島国である日本は、最短で大陸に行ける韓半島がどれだけ大切なのかを知っていたはずです。そのために歴史的に日本が韓国に対して良くないことを作り出したのも事実です。いま日本が日本だけを考えるならば、未来に対する希望はありません。気候変動によって海水面がますます高くなるでしょうが、そうなれば最も大きく浸水の被害を受けるのが島国です。その海水に沈んだ島国の民たちはどこに行くのでしょうか?
科学者たちは何十年後の、地球の希望よりも、地球の滅亡について話をしています。このような現実をみるとき、日本の為政者と国民、韓国の最高指導者と国民は、どのような決心をしなければならないでしょうか。私たちは創造主・神様を中心とした平和世界、天の父母様を中心とした人類一家族を夢みて歌を歌いながら実践し進んでいます。そのような摂理の中心の位置に立てられた韓国と日本が一つにならなければならないことは勿論です。世界に向かって母の役割、父母の役割を果たすべきこの現実から顔をそむける日本となってはいけません。人類が願う本郷の地上天国に向かうにおいて、ほとんど入口まで来たのに、そこに座りこむなら、彼らには未来がないのです。私は平和の母であり、独り娘、真の母、宇宙の母として、日本と韓国が創造主・神様に侍る位置で、その責任を果たす両国になることを懇切に願います。このような事実を両国の祝福家庭と平和大使、指導者の皆さんが、声を合わせて、ひとつになったことを宣誓し宣布するその日を早められるように念願します。