天の父母様の誇らしい子女に導くことが先知者の責任
天地人真の父母様天宙御聖婚61周年記念 孝情天寶特別大役事 真のお母様のみ言
天一国9年天暦3月20日
2021年5月1日
清心平和ワールドセンター
きょう歴史以来、天地が喜び歓喜するこの日、独り娘・真の母は、15歳の少女時代に夢見た話をしてみようと思います。
その時は韓国戦争（朝鮮戦争）が終わった後、いくらも経っておらず、世界もまた第2次大戦が終わって、民主と共産で二つの世界が対立する状態にありました。特に第2次大戦前後、アメリカでは多くの美しい歌曲が誕生しました。
私の故郷で私を送り出し／ 五穀百花が満開に咲き／
ヒバリが高く飛び 鳴いたその場所／ この年老いた黒人の故郷だな／
私の主人のために汗を流して／ その黄色になった穀物を刈り取ったね／
私が幼い時遊んだ故郷よりも／ もっと情の溢れる所はない
アフリカ大陸をまず祝福するように導かれた天の大きな恩恵と愛
歌の歌詞に「この年老いた黒人の故郷だな」となっていますが、おそらくこの黒人は第2の故郷に住んでいたのでしょう。しかしその時期、アメリカでは南北戦争があり、第2次大戦がありました。そういう状況で、おそらく故郷を離れなければならなかった事情があったのだろうと思います。それで「もっと年を取る前に、故郷に帰って（そこで骨を）埋めたい」という内容の歌です。どうして15歳にしかならない少女が、その年老いた黒人の事情が込められたその歌のメロディーを好んだのでしょうか。考えて見ると「天は愛である」ということを今更ながら感じます。
1960年に真の父母の位置に進み出ましたが、キリスト教が環境圏になることができなかった状態で、真の父母様の60年は険しい茨の道のような荒野路程でした。2013年に天一国を宣布した後、天の父母様に侍ることのできる天一国安着を宣布するまでのすべての事情を皆さんはよく知っているでしょう。その時、私は世界巡回を定めるに当たって、アフリカ大陸に行くと言いました。多くの指導者たちは「もう少し私たちの基盤のある所に行かれるのがよろしいです」と言いました。しかし私はアフリカを選択しました。アフリカ大陸は人類歴史上、最も大変な生活をしてきました。到底、言葉にできない人間以下の扱いを受けながらも、それでも天にしがみつき、天の哀れみを願う義人と先知者がいるということを私は知りました。
それでアフリカに向けて出発し、その地で多くの義なる人々に会いました。そこで天の摂理を話し、私が独り娘であると明らかにしました。そのとき彼らは私を歓迎しました。特に多くの宗教団体の指導者たちも歓迎しました。その中でハデベ先知者に30分間、天の摂理に対して教育しました。彼は独り娘・真の母を受け入れ、真の母の息子になりました。
堕落した人類は、天の父母様の前に皆進み出て、真の息子と娘として愛されたいというのが願いです。それで私はハデベに話しました。「祝福はあなた個人で終わるのではありません。あなたに従っているすべての人々が全部一緒に天の祝福を受けることのできる位置、天の父母様の誇らしい息子娘になれるように道を開いてあげることが、先知者であるあなたの責任です」と話しました。彼は責任を果たしました。私は誇らしくハデベ家庭を自慢するでしょう。
いまや宗教団体で留まるのではなく、アフリカ全大陸を天の父母様の子女として導くにあたり、きょう祝福を受ける20万信徒たちが全員責任を完遂して氏族のメシヤになれば、五大洋六大州に散らばっているアフリカの血を受けたすべての人は勿論のこと、先祖たちを天の父母様の子女として入籍できるようになるのです。アフリカ大陸がそのような道を開いてくれる責任を果たす位置に立ち得るように、もっとたくさん努力してくれればありがたいです。
私は冒頭にアフリカの黒人の事情を話しました。これが天の大きい恩恵と愛ではないと言えますか。当時だけでも、アフリカについてあまり知られていない時です。ところで天は私に、未来の独り娘・真の母として、人類歴史の中で最も大きな痛みを抱いて暮らしてきたアフリカ大陸を、先に祝福の恩賜の位置に進み出ることができるようにしました。私はそれが天のみ旨であると知っています。
きょう天寶に入籍するすべての祝福家庭、天寶家庭の皆さん、愛しています！ 天の摂理は勿論、人類歴史で初めて天の夢が実現される、天の父母様に侍ることのできる聖殿を地上の真の父母が用意しています。ここに皆さんの精誠と努力で、天一聖殿に皆さんの名前が記録され得る実績を備えるようにしなければなりません。きょう皆さんは皆さんの一生において、独り娘・真のお母様とともにある黄金期に生きているということを忘れないでください。皆さんの実践で、永遠なる世界と、未来の皆さんの子孫の前に、どれだけ栄光であり誇らしい先祖の位置、名門家の位置に残ることができるかを考えるときに、この天の大きな愛の前に、感謝と頌栄を捧げる生涯になるよう祝願します。
