| 第5回神統一世界安着のための希望前進大会でのみ言 (2021.2.28) | |
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| 登録日 : 2021-03-18/ ビュー : 1473 | |
第5回神統一世界安着のための希望前進大会 真の父母様のみ言
天一国9年天暦1月17日（陽暦 2021.2.28）清心平和ワールドセンター
尊敬する天の父母様聖会の下の各界指導者、平和大使、愛する祝福家庭の皆さん！ きょう私たちは、これ以上遅らせることのできない、決断の時間を持とうと思います。
人類歴史において、文明は河川を通して発達してきました。特に、ナイル川を中心としたエジプト文明は、5000年というはるか長い歳月が過ぎても、今日、奇蹟のような文化遺産を維持しています。彼らが残した遺物は、地上生活は瞬く間に過ぎるので、永遠な世界に永続し得る、天の近くに上がれることを願い、精誠を捧げてきたという表れでもあります。
皆さんは砂漠の上に建てられた巨大なピラミッドをご存知だと思います、現在の44階建てにも匹敵する高層建築物ですが、5000年前に2.5トンにもなる巨大な石をどこからどのようにして持って来て、砂漠にその偉大な歴史的遺物を残すことができたのでしょうか？ 彼らの関心は唯一、天に対して慈悲を望むことでした。巨大な国でしたが、王宮よりは神殿を重要視し、ピラミッドを通して来世に、天の前に近づける道を念願しました。堕落した人類は、どうして堕落するようになったのかはよく分かりませんでしたが、いつも天を崇拝する心を持って暮らしてきたのは明らかです。
神様とイエス様を正しく知り得なかったイスラエル民族とキリスト教
創造主は、天地万物と、人間始祖になり得る男性と女性を創造されて、彼らが成長して完成したその基準で祝福する位置にともにいようとされました。言い換えれば、創造主は人類の父母になろうとされたのです。しかし堕落によりそうなることができずに、人類歴史は戦争と葛藤、苦痛により、到底言葉にできない問題を作り出し、今日ではますます生命の脅威を受けることがたくさん起きています。それがまた新型コロナウイルスでもあります。
世界のいたる所で起きている天災地変は、人類が無知であるがゆえにつくり出したものです。創造主は、ご自身の創造原則を守られるためには、完成した男性と女性を通してのみ、過ったことを正せる道があるので、選民、イスラエル民族を選ばれて、4000年という長い歳月を通じて蕩減復帰、救援摂理歴史を導いて来られました。
もしその時にユダヤ教とイスラエル民族が、イエス様をメシヤとして受け入れて、イエス様が真の父母の位置に進み得る環境をつくって差し上げていれば、－「すべての道はローマに通ず」と言われた－ そのローマ帝国を一つにして、その当時、天の父母様がともにある新しい歴史が展開されたはずです。しかしそうなることができませんでした。
その後、イエス様の復活と聖霊により、使徒たちによって出発したキリスト教が、313年にローマに公認され、イタリア半島を中心としてヨーロッパ大陸を経てイギリスの島国まで行くようになりました。当時イギリスは、海洋圏を通じて世界に伸張していきました。それで「太陽の沈まない国」という言葉を残しました。
その時ヨーロッパのさまざまな国々とイギリスがともにしながら、世界のいたる所に宣教の歴史が始まりました。しかし残念ながらも彼らは神様を正しく知ることができませんでした。イエス様の本質も分からなかったのです。イエス様は「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」（マタイ22・39）と言われました。しかし彼らは宣教地で自国の利益を先に考えました。結局、大西洋文明圏時代を開き世界に進出して行きましたが、この大西洋文明圏は奪って来る文明圏として幕を閉じるようになります。
当時の産業革命を通じた科学の発達は、人類に平和を与えることができましたが、反面、物質文明の奴隷となってしまう過程で多くの問題を生むようになりました。どうして神様に侍るキリスト教から「神は死んだ」という共産主義が出てくることがあり得ますか？ 人間の過ちです。天は全知全能であられます。始まりと終わりが同じです。それゆえに摂理は止めることができません。
これ以上遅らせられない天の父母様の夢
天は、独り子は送ってくださいましたが、独り娘を送ることができなかったので、独り娘を送り得る民族を選ばれます。それゆえ、アジアの「東方禮儀之國」（昔、東方にある礼儀をきちんと守る国という意で、中国が韓国を指して呼んでいた語）である韓民族を選ばれたのです。キリスト教は人間が作った制度の中で信仰を強要したので、多くの問題が生じるようになり、そして清教徒たちは、神様に自由に優先して侍り得る信仰をしようとしてヨーロッパを去りました。そのようにして建てられた国がアメリカです。
天はアメリカを新教国家として、再臨のメシヤを迎えることのできる環境圏としてつくることを願われて祝福されました。
その中で、天が準備して、6000年の摂理歴史の最後を締めくくることのできる独り娘を誕生させる摂理が進められました。イエス様が十字架で亡くなられる状況の中で「また来る」と言われ、また来て「小羊の婚宴」をするというので、再臨のメシヤは相対になり得る独り娘に出会わなければなりません。独り娘なくしてはメシヤの夢を成就することができないのです。
その当時の状況で、韓国は日帝下から解放され、ソ連と連合軍によって南北に分かれるようになります。それで民主と共産の政権が始まりました。その時アメリカが天の摂理を知っていたならば、版図は変わったのかもしれません。しかし、天は危機から独り娘を救われ、民主主義の国家である（南）韓国を守られました。奇蹟のような出来事です。
1960年に真の父母の位置に上がった真の父母は、すべての環境が備わることができなかった立場で天の摂理をなしていかざるを得ない、最も切迫した立場にありました。過去のイスラエル民族の前にローマ帝国があったように、現代のアメリカという国が自由民主主義国家として世界を代表していますが、真の父母はこの国が共産主義に振り回されているのを傍観できずに、アメリカに渡って、アメリカを復興させました。そうしてアメリカの多くの若者たちが統一運動に参加するようになり、1975年には世界に宣教師を派遣しました。彼らは一途なる天に対する忠誠心で、世界のいたる所に残っています。天の父母様の夢、人類の願いは、78億の人類が天の父母様を知って侍ることです。
その天の父母様の前に進み出られるよう助け、生まれ変わるようにしてくれる方が真の父母であられるのを、78億人類が知ることです。また真の父母を通して祝福を受けた祝福家庭として、天の父母様の真なる子女となり、6000年間天を知らずに親不孝したすべてのことを洗い流し、人類の無知によってこの自然万物の世界を破壊したことを一つ一つ解決して、原状どおりに復旧することです。そのことは、地上に真の父母がいる位置でのみ可能であるということを知らせなければなりません。
私は真の父母として人類の前に、この天苑団地を「天の父母様に侍る地上天国の姿は、このような姿である」と、見せてあげられる環境としてつくろうと、休むことなく努力しています。昨日はプフン（富興）百貨店に立ち寄ってみると、幼い成和学生が、自分が9年ぶりに実体の真のお母様に会ったと、とても喜びながら叫んでいる姿を見ました。そのように近くで真のお母様にお会いしたと喜んでいるのに、全世界78億の人類が、真の父母が地上に来て、真の父母がこのように平和世界に至る道をつくっているのに、それを知らない立場であの世に行くようになれば、どれほど無念であるかと考えざるを得ません。
それゆえに世界各界の指導者の皆様、平和大使をはじめとする全祝福家庭、食口の皆さんは、これ以上天の摂理の進展を遅らせることはできないのです。きょうこの瞬間、皆さんは新しい覚悟と決断が必要です。韓民族は天が選んだ民族であると言いました。しかし南北が一つになれなかった位置で、神統一韓国の夢を見ています。その夢は必ず成就します。この韓民族がひとつとなり、アジア太平洋文明圏を通じた神文明圏の強い潮流に乗って、五大洋六大州に真の父母の誕生と、天の父母様が私たち人類の父母であられることを知らせるラッパの音が高々と鳴り響く中で、世界78億人類が天の父母様の前にひざまずき感謝と頌栄を捧げるその日に向かって、私たち全員がこの瞬間から総進軍するようにお願いします。
