ダン・クエール 元米国副大統領 (2020.09.27) | |
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登録日 : 2020-10-23/ ビュー : 283 |
尊敬する各国首脳、全世界の国会議員、宗教指導者及び全世界の指導者の皆さま!
150か国から平和世界実現のためのこの希望前進大会に参加されている皆さまに、称賛の意を表します。今日の皆さまのご苦労が絶対的に重要です。こうして、オンラインであっても、私たちは心情において一つとなっているので、繋がりを感じることができます。この場に参加された皆さまにもう一度感謝を述べ、皆さまの前で語ることができることを非常に光栄に思います。
特に、数十年間、文鮮明総裁と共に、天宙平和連合を創設され、驚くべきリーダーシップをもって平和のための多様で献身的な活動を展開されてきた韓鶴子総裁に、感謝と敬意を表します。韓総裁は、昨年の世界巡回と最近行われた「Peace Starts with Me」をはじめとする多様な前進大会を通じて、世界が切実に必要とする道を拓かれています。文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻は、私がよく知るワシントン・タイムズの創設者でもあられます。家庭、信仰、自由と献身といった核心的な価値観を中心として、信頼できるニュースと、洞察力に秀でた論評を提供し続けているワシントン・タイムズの持つ肯定的な貢献に対し、心から感謝の意を表します。
親愛なる指導者の皆さま。平和の実現に向けて私たちが一つとなるための方策に関して、いくつかの見解を述べてみたいと思います。私たちは皆、平和を願っています。しかし、恒久的な平和をいかに実現するかが問題です。世界は暴力と社会の機能不全により、想像もできない苦痛を受けています。そして、私たちは人々が一つとなるとき、真なる平和が実現することを知っています。一つとなるための最善の方法は、皆が共生・共栄・共義の価値観を受け入れることです。私は天宙平和連合の核心価値が共生・共栄・共義であることを知っているので、全人類が共感できるこのような普遍的な価値観を光り輝かせる、天宙平和連合に大きな拍手を送りたいと思います。
まず最初に、家庭の価値観の重要性についてお話ししたいと思います。家庭は非常に重要です。母、父、兄弟姉妹、親戚、叔父、叔母、友人らが家族です。家庭が私たちの全てです。 周辺にも家族がいて、礼拝の空間にも家族がいます。今日、科学技術と通信技術を通して、私たちは平和、尊厳性、憐憫と人類繁栄を求める人類大家族の姿を見ることができます。ですので、私は天宙平和連合のテーマである「神様の下の人類大家族」を積極的に支持します。このテーマは肯定的であり、強力なメッセージです。
二つ目に信仰の重要性についてお話したく思います。私は、米国の独立宣言文に明記されている「創造主によって、生存・自由そして幸福の追求を含む侵すべからざる権利を与えられている」という一文を常に大切にしてきました。信仰は、私たちがもつべき最も核心的な価値観です。信仰とは、神様を信じ、毎日神様が私たちに下さる恩賜に感謝することです。今日のように多くの困難と混乱の中にあって、全知全能なる神様の指導に従い前進することが正しい選択となります。
三つ目に、自由の神聖なる価値に対して話したいと思います。全てのことを可能にするためには自由が必要です。自由は束縛されないことです。人は自由無くして自らの真の潜在力を花咲かせることができません。残念ながら、今日、多くの人々は自由ではありません。
韓半島という特別な国の分断の痛みは、栄誉ある米国副大統領の在職当時のことを思い起こさせます。ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ大統領と共に、米国と世界を冷戦終息に導いた業績が最高の栄誉でした。ブッシュ大統領は、良識と知恵を備え、公務に全面的に献身した指導者として記憶されています。考えて見てください。核兵器までもが動員され、45年間も続いた冷戦は、世界レベルの紛争であり、人類を滅亡の淵へと誘いつつありました。ベルリンの壁が崩れた歴史的なその日が、昨日のように思い起こされます。米国指導部は、変化がこのように速く、そして平和的に成されるとは思いもよりませんでした。冷戦が、一発の銃弾も放たれることなく終わったその理由は、平和を愛し自由を主張する国々が団結し、神様が全人類、ロシア市民だけでなく、共産主義から自由になった世界の人々に下さった自由と人権の価値を守ろうとする固い決意があったからです。
親愛なる貴賓の皆さま、私が生きている間に、このような変化が韓半島に実現する日が来ることを懇切に願い祈っています。過去にこのような変化を目撃したが故に、同様の変化が起こり得ると信じています。外交、そして全ての国々の協力を通じて、韓半島の平和統一を成すことができます。非武装地帯は、統一された韓半島の平和、自由、統一、そして幸福の入口となるでしょう。そして、それを実現するために、韓鶴子総裁、天宙平和連合、希望前進大会、そしてきょうこの場に共に参加された皆さま全員の活動が、本質的で決定的な役割を果たすことでしょう。
最後に、献身に対するお話をしようと思います。家庭に対する献身、信仰的献身、共同体に対する献身、国家に対する献身、そして、前進大会のような人類のための献身があります。献身は、人々の生活を変える可能性を秘めた肯定的な波及効果を生み出します。変化の原動力となり得る善良なる青年たちが、明るい未来の主役となります。ですので、私は日頃から、若い男女らに国家に対する献身、公務を勧めてきました。人種や宗教、国籍や政治的理念とは関係なく、私たち皆が一つとなれば、より偉大なる善の結果を成すことができます。文鮮明総裁が仰られたように、「為に生きる生活を実践すれば、最も深刻な課題も解決することができます」
結論として、今回の希望前進大会による飛躍を通して、家庭、信仰、自由の崇高なる価値を守り、為に生きる生活を実践してまいりましょう。これこそが、恒久的平和を実現することができる最善の方法であり、神様が全ての国家と全ての人々に与えて下さった自由の恩賜を、恭敬することのできる方法です。私がこの崇高な運動の一員となることができたことを大変嬉しく思います。創造主と一つとなった新しい平和のための運動を立ち上げ、互いに激励し前進して参りましょう。
神様の祝福が皆さまと共にあることを祈っています。ありがとうございました。